栃木県小山市では「サロン・ド・サセ」が唯一の正規取扱店である「ロンジン」にまつわるブランドストーリーをご紹介いたします。
花咲き乱れる野を翔ける翼のように
エレガンスを極めた腕時計
翼を持つ砂時計を戴くロゴマークで知られる「ロンジン(LONGINES)」は、スイスを代表する時計メーカーです。
LONGINESとはフランスの古語で「花溢れ小川流れる野原」という意味です。
ロンジンのロゴは製造工場が建てられた1867年以降から採用されています。
ロンジンのブランド名とともに1889年に商標登録され、世界知的所有権機関に登録されている中では最も古いものとしても知られています。
ロンジンの歴史
ロンジンは1832年にスイスのサンティミエにて、オーギュスト・アガシが時計製造販売会社の共同経営者に就任したことにより始まりました。
懐中時計の製造技術に長けていたロンジンはアガシ家の親族がいたアメリカを中心に、スイス国内からヨーロッパまで自社製品の展開を推し進めます。
1931年にはアワーアングル・ウォッチを、1935年にはロンジンウィームスセコンドセッティング機構を開発。
その後も革新的なモデルを次々と打ち出していきます。
パイロットウォッチの名作アワーアングルウォッチ
1919年にロンジンは国際航空連盟に公式認定され、空のパイオニア専用の時計の製造に取り掛かります。
1929年にはバルセロナ万国博覧会で通算10回目のグランプリ獲得。
ツェッペリンの世界一周旅行のナビゲーションとしてロンジンの時計が採用されました。
そして1930年にはチャールズ・リンドバーグの大西洋無着陸単独飛行の公式計測時計としてロンジンのクロノメータが使用されました。
ロンジンが作り上げた時計において最も有名な作品は1931年に完成した「アワーアングルウォッチ」でしょう。
リンドバーグのアイデアをロンジンが見事に具現化させることに成功したモデルです。
この成功から20世紀前半にはロンジンはパイロットウォッチの製作において、世界中から称賛されるマニュファクチュールとなったのです。
Elegance is an attitude
エレガンスは生き方に表れる
この言葉はロンジンのブランドメッセージとして、20世紀末から掲げられています。
数多のアンバサダーによって人々に伝えられてきたこのメッセージは、今もなおロンジンのエスプリを物語る言葉として受け継がれています。
スポーツ界におけるロンジンの功績
ロンジンは様々なスポーツ競技とパートナーシップを深めています。
主に全仏オープン、アルペンスキー、アーチェリーといった競技イベントに協賛を行い、2017年にはエレガンス・アンバサダーに
体操界のスーパースターである内村航平選手を迎えました。
また、ロンジンは乗馬スポーツとの結びつきも重視しています。
現在ロンジンは、以下の大会にて公式計時を行っています。
国際体操連盟
世界アーチェリー連盟
コモンウェルスゲームズ
国際スキー連盟
フランスギャロ
ドバイワールドカップカーニバル
ケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSのアメリカ競馬三冠
香港国際競走
ジャパンカップ
ロンジン ブランドストーリー(2) 「ロンジンレディースウォッチの魅力にふれる」はこちらをご覧ください。
ロンジンの時計は、サロン・ド・サセのロンジンギャラリーページ からご覧ください。