「ロンジン」の歴史、特徴、おすすめモデルを紹介します!(栃木県小山市)

LONGINES, Watch

LONGINES Watch

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今回はスイス腕時計界の雄でもある「ロンジン」の歴史をご紹介いたします。
「サロン・ド・サセ」は栃木県南エリア(※)で唯一のロンジン正規取扱店です
※小山・栃木・佐野・足利・真岡・下野をはじめとするエリア

ロンジンの創設

 

1832年にスイスのサンティミエで創設したロンジンは、スイスの時計メーカーの中でも有数の長い歴史を誇るブランドです。創設者はオーギュスト・アガシで、レギュル・ジュンヌ&アガシ商会を設立したことが発端とされています。

https://www.longines.com/jp/company/history

ロンジンHPより 創設者オーギュスト・アガシ

ロンジンとしての冠をもつことになったのは、1867年のこと。それまでは、他社から部品を仕入れて、自社で製造するエスタブリールを行っていましたが、1867年に自社工場レ・ロンジンを設立したことで自社ムーブメントの製作を行うようになりました。ちなみに、「ロンジン」という名前は、レ・ロンジン(「細長い原野」を意味するフランスの古語)が由来となっています。
レ・ロンジンの設立を行ったのは、アガシの甥であるアーネスト・フランシロンです。フランシロンは、アガシの描くビジョンに深く共感し、ロンジンを世界有数のウォッチブランドへと引き上げる礎を築き上げました。
ロンジンへのゆるぎない信頼性は、アルベルト・アインシュタイン、チャールズ・リンドバーグ、西郷隆盛など、時代の先駆者達を虜にしてきました。その精度と機能美、ウォッチメイキングに注ぐ情熱は、約2世紀にもわたって継承と進化を繰り返し、今なお、未来へと時を紡ぎ続けています。

ロンジンHPより アーネスト・フランシロン

多くの挑戦を支えてきたロンジン

 

息づくパイオニア精神

ロンジンを語るうえで欠かせないのが、歴史に名を遺す冒険を共にしてきた実績です。
前人未到の冒険が数多く行われた19世紀末~20世紀初頭は現代ほど装備や技術開発が行われておらず、まさに生死を駆けたチャレンジでした。計時の技術についても同様で、極限の状態において正確に時間を表すことは冒険を遂行させるうえでかかすことのできない要素でした。ロンジンの時計は多くの冒険家から信頼され、様々な冒険を支えてきました。
もっとも有名なのが、1927年にチャールズ・リンドバーグが達成させた大西洋無着陸横断飛行です。33時間を超える飛行を支えたのがロンジンが制作したクロノメーターでした。1931年にはリンドバーグが監修した航空時計の理想形ともいえる「アワーアングル」という名作も生み出しています。

アワーアングル

ロンジン公式HPより アワーアングルウォッチ


それ以外にも、1899年のイタリアの王族ルイージ・アマデオ・ディ・サヴォイアの北極海探検やリチャード・バードの北極点・南極点への到達の旅などにもロンジンが計器として活躍しています。ロンジンの精密な時計技術は多くの探検家からの信頼を獲得してきました。どちらかというと保守的な考え方を持つスイス時計業界において、パイオニア精神を持ちながら時代の先端を進んできたロンジンの姿勢は現在のウォッチメイキングにも一貫して活かされています。

スポーツとロンジン

ロンジンとスポーツも深い縁で結ばれています。世界的なスポーツの大会で計時を担うことは、時計業界にとって品格と箔がつく出来事です。ロンジンは、数多くのスポーツ計時に携わってきました。
代表的なものとしてまず挙げられるのは、乗馬スポーツです。1878年に制作されたロンジン初のクロノグラフムーブメント「20H」を搭載した懐中時計には馬と騎手が刻印されたケースに収められており、1880年代にホースレースの計測を開始させ、1912年にはポルトガルのリスボンで行われた競技大会を支援したことを始まりに、障害馬術や馬場馬術など世界中の競技のタイムキーピングを現在でも行っています。

近年では、アーチェリーやアルペンスキー、体操、モータースポーツでのタイムキーピングも行っており、テニス界のスーパースターであるアンドレ・アガシ氏や体操の内村航平氏をアンバサダーとして迎えるなど各界のスポーツ選手にも着用されています。

ロンジンの特徴とフィロソフィー

 

翼のついた砂時計

「ロンジン」のロゴといえば、翼がついた砂時計です。レ・ロンジンの設立以降偽物が横行したため、旧来のロゴからの見直しを行い、1874年に現在のシンボルマークの原型となるデザインを発表しました。翼と砂時計の組み合わせにはそれぞれ意味があり、翼は未来にはばたく時間・砂時計流れゆく時間を表しています。このロゴをムーブメントのテンプに記したことで、コピーされづらくなりました。1889年には「翼がついたの砂時計」がロゴが商標登録されて、それ以降マイナーチェンジを繰り返しながら現在のロゴとなっています。

ロンジン

ロンジン公式HPより 1874年ロゴ

 

 

“Elegance is an attitude-エレガンス”

「ロンジン」のブランドフィロソフィーが「エレガンス」です。ロンジンが生み出すウォッチは、深い経験に裏打ちされた知性や優しさにあふれる大人のエレガンス、そして、未来への信念や強さを秘めた次世代のエレガンスが示されています。
世代を超えて受け継がれる腕時計だからこそ、時代を超えても愛されるウォッチメイキングを行っています。
2021年には本木雅弘・UTAさん親子を、2022年には原田美枝子・石橋静河さん親子を日本人アンバサダーに抜擢しています。世代を超えて受け継がれるエレガンスを表すうえでぴったりの方々ですよね!

 


ミドルプライスで高品質

ロンジンの魅力の一つでもあるのが価格です。ほとんどの商品が15万~50万円以内で収まる商品構成となっており、手の届く価格帯で高品質であるというのが魅力です。例えば、COSC規格(クロノメーター)をクリアした製品でも20万円台で購入出来たり、天然ダイヤモンドを使用したラグジュアリーウォッチも30万円台から購入が可能です。
ムーブメントもメンテナンス性とコストパフォ―マンスに優れたETA製のムーブメントになりますので、オーバーホール等維持費も気になるという方にはうってつけのブランドです。

 

ロンジンの人気おすすめモデル5選

 

フラッグシップヘリテージ L4.795.4.78.2

ヘリテージ クラシック フラッグシップ

1957年にオリジナルが発表されて以来クラシックロンジンの王道となったフラッグシップ。38.5mmのケース径に、アンティーク調の色使いでありながら、製品としてのクオリティーは一級品。耐傷加工を施したサファイアクリスタル製で、ETA製のL615ムーヴメント採用しています。

ドルチェヴィータ L5.255.0.71.7

ロンジン ドルチェヴィータ

1997年に発表されてからレディースの定番モデルとなったドルチェヴィータ。ベゼル脇にダイヤが敷き詰められたこちらのモデルはカラー展開が豊富でアリゲーターストラップを組み替えても楽しいモデルです。

ラ・グラン クラシック L4.709.4.55.6

ラグランクラシック ロンジン

1992年に発表されたラ グラン クラシック ドゥ ロンジンは、超薄型のクオーツムーブメントが搭載されており、ロンジンが誇るクラシカルなエレガンスや時代を超越した洗練さを体現するコレクションです。性別問わず着用ができ、ペアウォッチとしても人気が高いシリーズです。 

マスターコレクション L2.673.4.92.6

ロンジンマスターコレクション 

ロンジン マスターコレクションは、2005年の発表以来ロンジンが持つ最高の技術と品質基準を持ち合わせたモデルです。エすべてのモデルに自動巻きムーブメントを搭載しており、ムーンフェイズをはじめとさまざまな特殊機能が備わっています。ロンジンブルーのカラーが素敵な最高峰モデルです。

レジェンドダイバー L2.673.4.92.6

レジェンドダイバー

レジェンドダイバーは、レトロな見た目とは裏腹に300m防水、サファイアクリスタル風防といった高い実用性を兼ね備えたダイバーズウォッチです。ねじ込み式のりゅうずで回転するインナーベゼルがついているため、逆回転事故防止の角度も信頼できるウォッチです。

 

 

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佐瀬 雅晴

常務取締役

◆JJAジュエリーコーディネーター
◆CWC上級ウォッチコーディネーター
◆日本真珠振興会 真珠シニアアドバイザー
◆ジュエリー・リ・モデル カウンセラー1級

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