関東も梅雨入りしましたね。
今年は、例年に比べて梅雨の時期が長いという予報も出ているようです。
そこで、今回は梅雨時に注意したい時計の扱い方についてお話したいと思います。
時計にとっての天敵は水と湿気です。
最近は、梅雨の雨だけでなく突然の大雨「ゲリラ豪雨」なども発生し、防水機能のついていない時計をしたまま、豪雨に遭遇して水が内部に入ってしまい、翌日になってガラスの内側が曇ってしまうケースがよくあります。
ひどいときには、内部に水が入ってしまうことも…。
特にご注意いただきたいのは、女性用のドレスウォッチです。
エレガントなデザインが施されているドレスウォッチは、おもに室内でつけることを想定した時計です。そのため、雨の日は外出先では時計を外し、室内のみでつけることをおすすめします。
ご自身の時計が防水タイプかどうかがわからない場合は、時計の文字板か裏ぶたに表記されている文字を確認してください。
防水タイプの場合は「WATER RESIST」の記載があります。
ご自身の時計の文字板または裏ぶたに上記の記載がない場合は、直接、水に触れないよう注意してご使用下さい。
防水タイプにも大きく2種類あります。防水タイプならダイビングでも使用できると誤解して使用されるお客さまがいらっゃいますが、それは間違いです。「潜水用防水の時計」であればダイビングで使用できますが、「一般用防水の時計」はダイビングで使用できません。
「潜水タイプ」「一般防水タイプ」など防水タイプの表記については一般社団法人時計協会のウェブサイトを参照ください。
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https://www.jcwa.or.jp/time/qa/qa08.html
防水時計も経年劣化で防水性能が落ちていることがありますので、定期的に検査やメンテナンスが必要です。
万が一、大切な時計に水が入ってしまったり、曇ってしまった場合は「サロン・ド・サセ」にご相談ください。お電話、ウエブサイトからのお問い合わせも承っています。