こちらの記事は、以下の情報をお探しの方におすすめの記事となっています。
- IWCの修理をするにあたって、メーカー修理と専門店の違いが知りたい
- 当店のIWCの修理実績が知りたい
- 当店の受付及び修理の流れが知りたい
IWCの腕時計の歴史と特徴/モデル
IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、1868年にスイスで創業され、卓越した技術とタイムレスなデザインを追求するブランドとして名高い歴史を誇ります。高精度な時計製造を基盤に、伝統と革新を融合させたタイムピースを生み出し、世界中の時計愛好家から高い評価を得ています。IWCの時計は、機能性と洗練されたデザインが融合した時計として、多くの人々に支持されています。
- パイロットウォッチ コレクション(公式サイト)
「パイロットウォッチ コレクション」は、IWCを象徴するアイコニックなシリーズで、航空時計の伝統を受け継ぎつつ、現代的な機能とデザインを備えています。その高い視認性と頑丈さは、多くの冒険心を持つユーザーやプロフェッショナルに支持されています。クラシックな航空時計の美しさと最新技術が融合したこのコレクションは、IWCの代名詞ともいえる存在です。 - ポルトギーゼ コレクション(公式サイト)
「ポルトギーゼ コレクション」は、IWCの技術力とデザイン哲学を体現するエレガントな時計シリーズです。その洗練されたデザインと卓越した機能性は、伝統を重んじる時計愛好家に向けて設計されており、クラシックなデザインと革新性を兼ね備えています。このコレクションは、IWCのタイムレスな魅力を象徴しています。 - アクアタイマー コレクション(公式サイト)
「アクアタイマー コレクション」は、IWCの冒険精神を具現化したダイバーズウォッチシリーズです。その高い耐水性と革新的な回転ベゼル機構は、過酷な環境での信頼性を追求するユーザーに愛されています。プロフェッショナル仕様の設計とIWC独自のスタイルが魅力です。 - インヂュニア コレクション(公式サイト)
「インヂュニア コレクション」は、IWCの技術力を象徴するシリーズで、過酷な環境下での耐久性と精度を追求しています。その堅牢なデザインと防磁性能は、多くの技術者や冒険家に支持されています。このコレクションは、IWCの革新性と信頼性の象徴です。 - ダ・ヴィンチ コレクション(公式サイト)
「ダ・ヴィンチ コレクション」は、IWCのエレガンスと創造性を体現するクラシックウォッチシリーズです。美しいラウンドケースと精密なムーブメントが特徴で、洗練されたライフスタイルを送るユーザーに愛されています。その時代を超越したデザインは、特にエレガントなスタイルを好む方々に人気です。
IWCの分解修理(オーバーホール)
IWCの時計は、非常に精密な機械構造を持っているため、定期的な分解修理(オーバーホール)が必要です。オーバーホールを行うことで、時計の精度を維持し、その価値を保つことができます。
- 潤滑油の劣化
時計内部の潤滑油は時間とともに劣化し、部品の摩耗や精度の低下を引き起こします。 - 部品の摩耗
IWCの時計は高い耐久性を誇りますが、使用するうちに部品が摩耗し、精度に影響を与えることがあります。 - 異物の侵入
高い防水性能を持つIWCの時計でも、埃や汗が内部に侵入する可能性があります。これらの異物は、部品の動きを阻害することがあります。
IWCの分解修理(オーバーホール)の適切な頻度
時計の使用される環境や頻度にもよりますが、5年(最大でも10年)の頻度でオーバーホールを実施されることをお勧めします。
時計のメンテナンスはどの程度必要ですか?
IWCの時計が唯一無二であるように、それを装着する皆様のライフスタイルも人それぞれです。サービスを実施するのに最適なサイクルは、装着頻度、装着環境、活動強度など、装着者一人ひとりの生活習慣に応じて特定する必要があります。
お求めいただいた腕時計は機械式の精密機器であり、長くご愛用いただくためには、取り扱いにご注意が必要です。 IWCでは、お客様ご自身で時計の状態を判断され、性能や機能、精度で異常を認められた場合に限り、時計をメンテナンスに出されることをお勧めしています。 メンテナンスをご依頼いただきました時計では、ご依頼内容の枠内で、ご購入時の性能を復元させていただきます。
https://www.iwc.com/jp/ja/services/faq.html
IWCの腕時計修理 ①メーカー修理のメリット・デメリット
IWCの時計の修理先として、最も一般的なのはメーカー修理です。
2024年12月時点の公式サイトの情報によると、日本では以下の3パターンの対応を行っているようです。
修理が必要になった場合、どのようにすればよいですか?
時計の修理は、以下のいずれかを通して承っております。
a. ブティック – IWCブティックに時計をお持ちください。
b. 正規取扱店 – IWC正規取扱店でお預かりした時計は、IWCサービスセンターに転送されます。
c. オンラインサービスリクエスト-お客様の時計を宅配便でお近くのサービスセンターへ直接送るための無料配送キットをリクエストすることができます。
https://www.iwc.com/jp/ja/services/faq.html
メーカー修理のメリット
- 純正部品の使用: 純正部品を潤沢に抱えているため、精度や価値を落とさずに修理することができます。
- 専門担当者の技術力: 自社ブランドに関する深い知識と高度な技術を持ちあわせています。
- 可能な限り完璧な状態に修理: 自社ブランドの価値を毀損することがないように、修理できる範囲で完璧な状態に戻します。
メーカー修理のデメリット
- 高額な費用: 修理専門店と比較して、費用が高額になる傾向があります。
- 納期が長い: 修理に時間がかかることが多く、すぐに時計を使いたい方には不向きな場合があります。
- 受付不可モデルがある: 生産終了モデルなど、一部のモデルは修理を断られてしまう場合があります。
IWCの腕時計修理 ②修理専門店での修理のメリット・デメリット
IWCの時計修理を専門店に依頼するのも選択肢の一つです。
修理専門店での修理のメリット
- 費用が比較的安価になる場合が多い: メーカー修理に比べて費用を抑えられる場合があります。約半額から2/3ほどになることが多いです。
- 納期が早くなる場合が多い: メーカーに比べて修理期間が短い場合があります。
- 柔軟な対応: メーカーでは対応できない修理や部分的な修理(想い出のキズは残したい、りゅうずのみなおしてほしい等)を柔軟に対応してくれる場合があります。
修理専門店での修理のデメリット
- 技術力の差: 専門店によって技術力に差があるため、事前によく調べておく必要があります。
- 非純正部品の使用: 純正部品ではなく、互換性のある部品を使用する場合があります。店舗によってはお客様の許可なく互換性のある部品を使用する店舗もございますので、予め注意が必要です。
- 保証内容が異なる: メーカー保証とは異なる保証内容となり、場合によっては保証がつかない場合もあります。
修理専門店での修理に不安になられる方もいらっしゃるかもしれません。以下のポイントに気を付けて店舗を選ぶことで、専門店修理でも、メーカー修理に比べ価格も抑えつつ安心した修理を受けることができます。
- 修理内容・納期・見積もりについての説明がしっかりと行われているか。
- 時計修理に関する知識を持つスタッフが常駐しているか。
- 技術力や設備に問題がないか(事前に評判をよく調べておくことが大切です)。
- 修理後の保証がしっかりしているか。
IWCの修理はイオンモール小山2Fのとちぎ時計宝石修理研究所へ
当店は、創業大正元年の老舗宝石時計の専門店サロン・ド・サセに併設する「とちぎ時計宝石修理研究所」です。栃木県小山市にあるイオンモール小山2Fにあり、あらゆる時計や宝飾品の修理を行っています。他店での購入品やブランドジュエリーも対応しておりますので、ぜひご相談ください。
当店の特徴① 豊富なIWCの腕時計の修理実績
IWCは、その洗練されたデザインと高精度なムーブメントで知られるブランドです。しかし、その魅力の裏には非常に繊細なメカニズムがあり、修理には高度な専門知識が求められます。
数多くのIWCモデルの修理を手掛けてきた当店は、ヴィンテージモデルから最新の複雑機構モデルまで、幅広い対応力を持っています。その点において、修理経験に基づいた確かな技術を提供しております。
当店の特徴② 修理・リフォームのプロが確かな技術で対応いたします!
時計のオーバーホールやジュエリーの修理専門の工房を抱えており、時計修理技能士の国家資格や貴金属装身具技能士等の国家資格を持った技術者が修理作業をしております。
ネジや歯車など小さなパーツの製作から行えますので、すでにパーツが流通していないヴィンテージやアンティークウォッチ、あるいは懐中時計やホールクロック・ボンボン時計の修理も対応しております。
当店の特徴③ 「想い出を再生する」がミッション、ご要望にも可能な限りお応えいたします
宝石や時計は時代を超えて、受け継がれていくもの。そして、受け継いだ人の想いが宿るものだと考えています。私たちは、そんなお客様の大切な想い出を再生することをミッションとして修理を行っております。
たとえば、「一部だけ直したい」「思い出のキズを残したい」など部分的な修理も、可能な限り対応しております。また、できる限りオリジナルのパーツを使用することを正としており、過度な部品交換をせずにお使いいただけるよう見積りにも一般的な修理専門店よりもお時間をいただいて、対応しております。
店頭修理の受付の流れ(オーバーホールの場合)
- 状態チェック:
ご来店時に修理スタッフが時計の状態を確認し、ご希望やご使用状況をヒアリングいたします。当店ではここでのヒアリングを大切にしているため、基本的に対面受け取りのみを対応しております。
※全てのお時計を必ず修理できることを保証するものではございません。実機確認&ヒアリングを実施した上で、お直しできかねる場合もございますので、予めご了承ください。
※また、宅配を希望の方は、専用のフォームよりご依頼ください。 - 修理内容のご確認:
修理内容、納期、見積もり(概算)をお伝えし、預かり証を発行の上お渡しいたします。 - 見積り:
オリジナル部品を活かす方針のため、流れ作業ではなく、専門の修理職人が1点1点丁寧に状態確認と見積りを行います。そのため、お見積りには~2週間程度いただく場合がございます。
※事前にご同意を頂いた金額範囲内での作業となった場合、お見積りは出さずに進行することも可能です。 - 修理実施:
修理内容とお見積りにご承諾をいただいたのちに、修理実施いたします。最短1か月を納期としております。 - 最終チェック
修理工程が完了したのちに、店頭で検品及び最終チェックを実施の上、納品のご連絡をいたします。ご連絡はLINEもしくはお電話よりお願いしております。 - お渡し:
店頭にてお渡しいたします。オーバーホールの場合、保証期間は半年です。アンティークやヴィンテージなど保証が付かない修理もございます。
IWCの電池交換もご相談ください
IWCの時計は、クォーツムーブメント(電池式)が採用されたモデルもございます。クォーツモデルは機械式時計と比べてメンテナンスの頻度が少なく済みますが、液漏れによる内部破損を防ぐ為に定期的な電池交換が必要です。是非当店にご相談ください。