こちらの記事は、以下の情報をお探しの方におすすめの記事となっています。
- ロンジンの修理をするにあたって、メーカー修理と専門店の違いが知りたい
- 当店のロンジンの修理実績が知りたい
- 当店の受付及び修理の流れが知りたい
ロンジンの腕時計の歴史と特徴/モデル
ロンジンは、1832年にスイスのサンティミエで創業され、航空とスポーツの分野で豊かな歴史を持つブランドです。高い精度とクラシックなデザインが特徴で、特にタイムキーピングの分野で数々の実績を誇ります。ロンジンの時計は、エレガンスと技術革新を兼ね備えており、世界中の愛好家やプロフェッショナルから信頼されています。
- マスターコレクション(公式サイト)
「マスターコレクション」は、ロンジンの時計製造技術の粋を集めたコレクションで、クラシックなデザインと高精度なムーブメントが特徴です。複雑機構を備えたモデルもあり、ビジネスシーンやフォーマルな場面で高い評価を受けています。 - ヘリテージコレクション(公式サイト)
「ヘリテージコレクション」は、ロンジンの歴史的なモデルにインスピレーションを得たラインで、レトロな魅力とモダンな技術が融合しています。航空や探検の分野で使用されたクラシックなデザインが、時計愛好家の心を掴んでいます。 - コンクエスト(公式サイト)
「コンクエスト」は、ロンジンのスポーティなコレクションの一つで、堅牢なデザインと高い機能性が特徴です。特にアウトドアやアクティブなライフスタイルに適しており、耐水性や耐衝撃性を備えたモデルが人気です。
ロンジンの分解修理(オーバーホール)
ロンジンの時計は、非常に精密な機械構造を持っているため、定期的な分解修理(オーバーホール)が必要です。オーバーホールを行うことで、時計の精度を維持し、その価値を保つことができます。
- 潤滑油の劣化
時計内部の潤滑油は時間とともに劣化し、部品の摩耗や精度の低下を引き起こします。 - 部品の摩耗
ロンジンの時計は高い耐久性を誇りますが、使用するうちに部品が摩耗し、精度に影響を与えることがあります。 - 異物の侵入
高い防水性能を持つロンジンの時計でも、埃や汗が内部に侵入する可能性があります。これらの異物は、部品の動きを阻害することがあります。
ロンジンの分解修理(オーバーホール)の適切な頻度
時計の使用される環境や頻度にもよりますが、5年(最大でも10年)の頻度でオーバーホールを実施されることをお勧めします。
ロンジン・ウォッチはどのくらいの頻度でメンテナンスを行うべきですか?
精密機械である時計は、毎日24時間休まずに動き続けています。そのため、精度を保つためには定期的なメンテナンスを行う必要があります。
メンテナンスの頻度は時計のタイプ、気候、お住まいの地域、日常的なお手入れの状態によって異なります。
ご使用の条件にもよりますが、一般的には6〜8年おきにメンテナンスが必要となります。
https://www.longines.com/jp/faq
ロンジンの腕時計修理 ①メーカー修理のメリット・デメリット
ロンジンの時計の修理先として、最も一般的なのはメーカー修理です。
2024年10月時点の公式サイトの情報によると、日本のサービスセンターは店頭持参もしくは郵送での対応を行っているようです。
修理、調整、メンテナンスが必要な場合、ロンジン・ウォッチをどこに送れば良いですか?
お手持ちのロンジン・ウォッチの修理、調整、メンテナンスが必要な場合は、最寄りのロンジン指定サービスセンターまでご持参、またはご送付いただきますようお願いいたします。発送の際には丁寧に梱包の上、信頼のおける運送業者にご依頼ください。
サービスセンターの住所は、保証書、または弊社ホームページの「カスタマーサービス」セクションに記載されています。
https://www.longines.com/jp/faq
メーカー修理のメリット
- 純正部品の使用: 純正部品を潤沢に抱えているため、精度や価値を落とさずに修理することができます。
- 専門担当者の技術力: 自社ブランドに関する深い知識と高度な技術を持ちあわせています。
- 可能な限り完璧な状態に修理: 自社ブランドの価値を毀損することがないように、修理できる範囲で完璧な状態に戻します。
メーカー修理のデメリット
- 高額な費用: 修理専門店と比較して、費用が高額になる傾向があります。
- 納期が長い: 修理に時間がかかることが多く、すぐに時計を使いたい方には不向きな場合があります。
- 受付不可モデルがある: 生産終了モデルなど、一部のモデルは修理を断られてしまう場合があります。
ロンジンの腕時計修理 ②修理専門店での修理のメリット・デメリット
ロンジンの時計修理を専門店に依頼するのも選択肢の一つです。
修理専門店での修理のメリット
- 費用が比較的安価になる場合が多い: メーカー修理に比べて費用を抑えられる場合があります。約半額から2/3ほどになることが多いです。
- 納期が早くなる場合が多い: メーカーに比べて修理期間が短い場合があります。
- 柔軟な対応: メーカーでは対応できない修理や部分的な修理(想い出のキズは残したい、りゅうずのみなおしてほしい等)を柔軟に対応してくれる場合があります。
修理専門店での修理のデメリット
- 技術力の差: 専門店によって技術力に差があるため、事前によく調べておく必要があります。
- 非純正部品の使用: 純正部品ではなく、互換性のある部品を使用する場合があります。店舗によってはお客様の許可なく互換性のある部品を使用する店舗もございますので、予め注意が必要です。
- 保証内容が異なる: メーカー保証とは異なる保証内容となり、場合によっては保証がつかない場合もあります。
修理専門店での修理に不安になられる方もいらっしゃるかもしれません。以下のポイントに気を付けて店舗を選ぶことで、専門店修理でも、メーカー修理に比べ価格も抑えつつ安心した修理を受けることができます。
- 修理内容・納期・見積もりについての説明がしっかりと行われているか。
- 時計修理に関する知識を持つスタッフが常駐しているか。
- 技術力や設備に問題がないか(事前に評判をよく調べておくことが大切です)。
- 修理後の保証がしっかりしているか。
ロンジンの修理はイオンモール小山2Fのとちぎ時計宝石修理研究所へ
当店は、創業大正元年の老舗宝石時計の専門店サロン・ド・サセに併設する「とちぎ時計宝石修理研究所」です。栃木県小山市にあるイオンモール小山2Fにあり、あらゆる時計や宝飾品の修理を行っています。他店での購入品やブランドジュエリーも対応しておりますので、ぜひご相談ください。
当店の特徴① 豊富なロンジンの腕時計の修理実績
ロンジンの修理はヴィンテージ品を含め数多くの実績がございます。オーバーホールだけでなく、コマ調整やベルト交換、ポリッシュも承っておりますので、ロンジンの修理に関することはお気軽にご相談ください。
修理事例
当店の特徴② 修理・リフォームのプロが確かな技術で対応いたします!
時計のオーバーホールやジュエリーの修理専門の工房を抱えており、時計修理技能士の国家資格や貴金属装身具技能士等の国家資格を持った技術者が修理作業をしております。
ネジや歯車など小さなパーツの製作から行えますので、すでにパーツが流通していないヴィンテージやアンティークウォッチ、あるいは懐中時計やホールクロック・ボンボン時計の修理も対応しております。
当店の特徴③ 「想い出を再生する」がミッション、ご要望にも可能な限りお応えいたします
宝石や時計は時代を超えて、受け継がれていくもの。そして、受け継いだ人の想いが宿るものだと考えています。私たちは、そんなお客様の大切な想い出を再生することをミッションとして修理を行っております。
たとえば、「一部だけ直したい」「思い出のキズを残したい」など部分的な修理も、可能な限り対応しております。また、できる限りオリジナルのパーツを使用することを正としており、過度な部品交換をせずにお使いいただけるよう見積りにも一般的な修理専門店よりもお時間をいただいて、対応しております。
店頭修理の受付の流れ(オーバーホールの場合)
- 状態チェック:
ご来店時に修理スタッフが時計の状態を確認し、ご希望やご使用状況をヒアリングいたします。当店ではここでのヒアリングを大切にしているため、基本的に対面受け取りのみを対応しております。
※全てのお時計を必ず修理できることを保証するものではございません。実機確認&ヒアリングを実施した上で、お直しできかねる場合もございますので、予めご了承ください。
※また、宅配を希望の方は、専用のフォームよりご依頼ください。 - 修理内容のご確認:
修理内容、納期、見積もり(概算)をお伝えし、預かり証を発行の上お渡しいたします。 - 見積り:
オリジナル部品を活かす方針のため、流れ作業ではなく、専門の修理職人が1点1点丁寧に状態確認と見積りを行います。そのため、お見積りには~2週間程度いただく場合がございます。
※事前にご同意を頂いた金額範囲内での作業となった場合、お見積りは出さずに進行することも可能です。 - 修理実施:
修理内容とお見積りにご承諾をいただいたのちに、修理実施いたします。最短1か月を納期としております。 - 最終チェック
修理工程が完了したのちに、店頭で検品及び最終チェックを実施の上、納品のご連絡をいたします。ご連絡はLINEもしくはお電話よりお願いしております。 - お渡し:
店頭にてお渡しいたします。オーバーホールの場合、保証期間は半年です。アンティークやヴィンテージなど保証が付かない修理もございます。
ロンジンの電池交換もご相談ください
ロンジンの時計は、クォーツムーブメント(電池式)が採用されたモデルもございます。クォーツモデルは機械式時計と比べてメンテナンスの頻度が少なく済みますが、液漏れによる内部破損を防ぐ為に定期的な電池交換が必要です。是非当店にご相談ください。