7月に誕生石であるルビーには、古くから世界中で数多くの言い伝えが存在しています。
ルビーは、古くには刀や槍、銃による傷にびくともしない力を与えるといわれ、皮膚を切り裂いてルビーを埋め込むことにより身体はルビーと一体になると信じられ、戦士に大切にされていた時代もあったといいます。
ルビーという言葉は、ラテン語の 「ruber」 に由来し、その意味は 「赤」 です。
ルビーはサンスクリット語で様々な名前を持っており、例えば 「宝石の王」、「蓮の花のような赤」等が、ルビーのことまた、「コランダム」という、ルビーやサファイアが属する種の名前の語源も、インドのタミル語にあります。
また、インドの言い伝えによると、暗い赤の石とスタールビーは男性、ピンク色とピジョンブラッドの石は女性であるとされたそうです。
ルビーは古代より「勝利を呼ぶ石」といわれ、あらゆる危険や災難から持ち主の身を守り、
困難を打破して、勝利へと導くパワーがあるとされてきました。
富と権力をもたらし、財産や名誉も奪われることなく、平和な生涯を送ることができるとされたことから、王や権力者たちが好んでつけた石でもあります。
現在でも、ルビーは魔除けや幸福をもたらす大切な石として、崇められています。
「情熱・熱情・純愛・勇気・自由」
成人の日などの記念に、宝石言葉にある自由(独立)の意味を込めて、贈る習慣があります。
災いから身を護り、幸せを運んでくれます。
身につけた人を守り、幸運を運んでくれる誕生石
ちなみに・・・
40 年目の結婚記念日はルビー婚式。
ご夫婦の深赤色のような愛情と誠意を表しています。
お互いがこれからも健康であることを祈って「結婚記念石」であるルビーを贈り合ってみてはいかがでしょう?