3月の誕生石はこれまで「アクアマリン」「珊瑚」でしたが、日本ではこのたび全国宝石卸商協同組合により誕生石が改訂され、「ブラッドストーン」「アイオライト」が加わり4つの宝石が3月の誕生石に認定されました。
そこでこのブログでは3月の誕生石「アクアマリン」「珊瑚」「ブラッドストーン」「アイオライト」の魅力をご紹介いたします。
3月の誕生石「アクアマリン」
アクアマリンは、身につけると、まるで穏やかな海に身をゆだねているような、清らかな癒しのエネルギーで満たしてくれます。
それは、海がすべての生命の源であるからでしょうか。母なる存在の海は、私たち生命にやすらぎと穏やかな癒しをもたらしてくれるようです。
海のような癒しをもたらしてくれるため、周りの人に対しても優しく穏やかな気持ちで接することができるようになるなど、コミュニケーション能力をUPしてくれるといわれています。
その名のとおり海とのかかわりも深く、船乗りたちの間では航海安全や豊漁のお守りとして大切にされてきました。海だけではなく、旅行などにも身につけていくと不慮の事故や災害から身を守ってくれるでしょう。
身につけることで元気になったり、気分が落ち着いたり、運気や能力を高めてくれる。
アクアマリンの石言葉は、「勇敢、聡明、沈着、幸福、富」などがあります。
精神に落ち着きを与え、穏やかで平和な気持ちに導いてくれる石と言われています。
3月の誕生石「珊瑚(さんご)」
3月の誕生石として知られるサンゴは、日本では古くから魔除けやお守りとして用いられてきました。
良質なサンゴが採れる日本では加工技術が発達し、ジュエリーや彫刻、念珠などに利用されてきました。
厄除けにサンゴ製品を贈る習慣もあり、厄年を迎える女性にはサンゴの念珠やネックレスなどのジュエリーを贈り、難を逃れるよう肌身につけられてきたのです。
3月の新・誕生石「ブラッドストーン」
今年から誕生石に加わったのがブラッドストーンです。ブラッドストーンは濃緑⾊の地に⾚⾊の斑点があるジャスパーです。歴史が古く⼗字架に架けられたイエス・キリストの⾎がジャスパーの上に垂れて出来たと伝えられています。またヘリオトロープ(heliotrope)太陽を呼び戻す⽯とも呼ばれています。
3月の新・誕生石「アイオライト」
アイオライトも同じく今年から3月の誕生石に加わりました。アイオライトは鉱物名コーディエライトの⻘⾊の変種です。アイオライトはギリシャ語のios(紫⾊)とliyhos(⽯)に由来しています。和名で菫⻘(きんせい)⽯です。強い三⾊の多⾊性があり、⽅向により⻘紫⾊、灰⻩⾊、淡⻘⾊がみられます。コーディエライトは地質学者ピエール・ルイ・アントワーヌ・コルディエに因んで名付けられました。