7月の誕生石はルビーとスフェーン。
昨年、新たに加わったスフェーンは、夏の森のように爽やかなグリーンが特徴の宝石です。
今まで赤いルビー一択だった7月の誕生石にフレッシュなグリーンの選択肢が増えて、誕生石ジュエリーを選ぶ楽しみが広がりました。
美と情熱のルビーと、人生を変える力を秘めているというスフェーンで、自分だけのお守りジュエリーを探してみてください。
7月の新・誕生石「スフェーン」は虹色の強い輝きが人気のレアストーン
スフェーンの石言葉は「成功」「改革」「永久不変」。パワフルな力で才能を目覚めさせ、人生を変える力を秘めているとされています。くさび形の結晶を持ち、ギリシャ語でくさびを指すスフェノス(sphenos)からスフェーンという名がついています。和名でもくさび石、またチタンを含むことからチタン石=チタナイトとも呼ばれています。ブラジルやマダガスカルが主な産地です。
夏の森を思わせる鮮やかなグリーンのスフェーンは、屈折率が高く、見る角度によって色が変化する多色性が特徴です。ファイアと呼ばれる強い虹色の輝きを発するため、透明度の高い石はダイヤモンドよりも強く輝きます。イエローからグリーンにかけてのカラーバリエーションが多く、マスカットグリーンやライムグリーンの明るい黄緑色に人気があります。
7月の誕生石「ルビー」は情熱的な愛の象徴
ルビーの石言葉は「美」「情熱」「生命力」。生命力を高めて愛情に恵まれ、危険や厄災から身を守るといわれています。ダイヤモンドに次ぐ硬度があり、情熱的な赤い色が女性の心を捉えて離さないルビーは、実はサファイアと同じコランダムに属しています。コランダムのうち赤色のものをルビー 、そのほかの色のものをサファイアと呼んでいます。最高級のルビーは「ピジョンブラッド」と呼ばれ、透明感のある深い赤色をしています。
情熱的な愛のシンボルとされるため愛情を意味する石言葉がたくさん存在し、恋愛成就を願う人に人気のある宝石です。ルビーの妖艶な赤い色は、身につけた人の潜在的な魅力を引き出し、異性を惹きつける力があるといわれているのです。また持ち主を災難から守り、困難に打ち勝って勝利へと導くパワーがあるともいわれ、ビジネスの発展や健康など、持つ人の目的意識を明確にすることで、強力なサポートが得られるとされています。
スターの輝くもう一つのルビー
ルビーの中には、光を当てると六条の筋が現れるものがあり、これをスタールビーと呼んでいます。石言葉は「情熱」「勝利」「勇気」で、勝利へと導く力があるとされています。半球状のカボションカットに仕上げられたルビーのうち、稀に見られる半透明でシルク・インクルージョンの存在するものがスタールビーとなります。スターの原因となるシルクとは、ルチルの針状の結晶のこと。半球形の表面がレンズの役目をして、60度に交わっているルチルに光が当たるとスターが現れます。これをアステリズム効果と呼んでいます。
スタールビーの存在が認められたのは20世紀に入ってからで、インドの研磨師が最初にスタールビーを発見したといわれています。スターが現れるルビー自体がたいへん希少ですが、その中でも赤色が濃く鮮やかなものほど価値が高くなります。
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