8月の誕生石はペリドット、スピネル、サードニクス。
それぞれ異なる色合いの個性豊かな誕生石が3種類も揃い、選ぶ楽しみに満ちたラッキーな誕生月です。
太陽の宝石といわれるほど明るいグリーンが特徴のペリドットと、カラーバリエーション豊富なスピネル、オレンジの縞模様が夏らしく印象的なサードオニクスの中から自分らしいお守りジュエリーを見つけてください。
「太陽の宝石」と呼ばれるオリーブグリーンのペリドット
ペリドットの宝石言葉は「平和」「安心」「絆」で、安らぎを与え平穏をもたらしてくれるとされています。
明るいオリーブグリーンが美しいペリドットは、オリーブが名の由来のオリビンという鉱物で、和名ではカンラン⽯と呼ばれています。入った光がふたつの違う方向に進むほどの複屈折率が特徴で、反射と屈折によってできるモザイク模様のパターンがペリドットの美しさの特徴となっています。
古代エジプトでは「太陽の宝石」と呼ばれてファラオたちの王冠や装飾品に使われていました。夜の照明でも美しく輝くため、ローマ人からは「夜会のエメラルド」とも呼ばれました。
宇宙にも存在するため⽯鉄隕⽯などに含まれることもあり、隕石中のペリドットはパラサイトペリドットと呼ばれています。近年ハワイ島で⽕⼭が爆発した際に、ペリドットが降ってきたことはニュースにもなりました。アメリカのアリゾナ州の名産となっているほか、ハワイ、ミャンマーなどで産出します。
華やかなカラバリで人気上昇中のスピネル
スピネルの宝石言葉は「努力」「発展」「自信」。精神的にも物理的にも豊かになるため、自らの魅力やカリスマ性を高めてくれるといわれます。
スピネルは結晶の先端が尖っているためラテン語で棘を意味する「Spina」がその名の由来といわれています。尖晶石 (せんしょうせき)という和名が示すとおり、原石は鋭利な正八面体の結晶です。⾚⾊、ピンク⾊、紫⾊、⻘⾊などビビッドカラーが揃い、近年⼈気が出ています。
スピネルはルビーやサファイヤと外観が似ており、産出場所も同じため古くから混同されてきました。ルビーの構成要素と同じ酸化アルミニウムにマグネシウムが加わったものがスピネルのため、鉱物学的にも近しい宝石といえます。バチカンやロシア、イラン、イギリスなどの王家の宝石コレクションにも数多く収蔵されていますが、イギリス王室の第一公式王冠の正面に飾られている317カラットの大きな真紅の宝石は「黒太子のルビー」と呼ばれていますが、この宝石はレッドスピネルです。
オレンジの縞模様が特徴のサードニクス
サードニクスの宝石言葉は「幸せな結婚」「健康」「夫婦円満」。温かな家庭を築くお守りにふさわしい温かな暖色系の色合いを持つ宝石です。カルセドニーの⼀種で、鮮やかな橙⾚⾊の地に⽩⾊の縞状模様があるもの。和名で紅縞瑪瑙とも呼ばれ、縞⽬模様が⽖の⽩い部分と似ているため、ラテン語で⽖を意味するオニキスを語源としています。
古代エジプトやローマ、ギリシャでは「カメオ」にこの石が使われ、装飾品や護符としてお守りとして身に付けられていました。
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