ダイヤモンドは大きさで選ぶ? 品質で選ぶ?
婚約指輪を選ぶ際、主役となるダイヤモンドは、何を基準に選ぶのが正解なのでしょうか。
ダイヤモンドの品質基準4Cは、カット(cut)、カラー(color)、透明度(clarity)、重量(carat)の頭文字。
多くの場合、大きさを表すカラット数と、きらめきなどの品質にかかわる残り3つのCとの兼ね合いで選ぶことになります。
つまり、ご予算との兼ね合いで大きさを取るか品質を取るかを選ぶのですね。
一般的にはカラット数が大きくなるほど価格も高くなりますが、目立たない程度にカラーグレードを落とすことで一回り大きいダイヤを選ぶなど、それぞれのお好みで決めることができます。
一粒ダイヤのソリティアリングにこだわらなければ、重ねづけしやすく長く使えるエタニティリングもおすすめです。
ダイヤが指をぐるりと取り巻くエタニティリングは、コーディネートしやすく、華やかな席にも普段使いにも重宝します。
結婚後に婚約指輪を着けるシーンについて
大切にしたい婚約指輪ですが、しまったままではもったいない。
ぜひ日常でも活用なさっていただきたいと思います。
お祝いの席やフォーマルなシーンはもちろん、結婚記念日やデートなど二人で過ごす特別なシーンには、コーディネートに取り入れて新婚時代を振り返ってみてはいかがでしょう。
最近は結婚指輪と重ねづけしやすいようデザインされた、婚約指輪とのセットリングも充実しています。
ただし、弔事での婚約指輪はNGマナーとなります。
今どきの婚約事情と婚約指輪セレクトのポイント
コロナ禍で結婚・婚約事情も大きな影響を受けています。
結婚式や進行旅行にお金をかけられない分、記念として残る婚約指輪や結婚指輪を良いものにしたいというカップルが増えています。
デザインは華美なものよりもシンプルで長く愛せるものに、ダイヤモンドは品質を重視する傾向にあるようです。
さまざまな制約があるなかで、手元に輝く幸せを見つめることで、ささやかな癒しが得られるダイヤモンドのきらめきが、見直されているともいえるでしょう。