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2022年12月2日からサロン・ド・サセで取り扱い開始となった「フレデリックコンスタント」をご紹介いたします。フレデリックコンスタントの正規店は「サロン・ド・サセ」栃木県で2店舗目となり、2022年時点で群馬・茨城ではお取り扱い店舗がないブランドでございます。ぜひ、お近くの方はご覧になってみてくださいませ。
フレデリックコンスタントの歴史
フレデリックコンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)は、ピーター・スタースと妻アレッタ・スタースによって、スイスのジュネーブ郊外のトアネで創業しました。もともとは1900年代前半に文字盤工房として時計製造に携わってきたのですが、中期にはすでに廃業してしまっており、その志がピーター/アレッタ・スタース夫妻によって復活されたという背景があります。
ピーター・スタースは、もともとPhilips社に努めているビジネスマンでしたが、いつか自身の手で時計ブランドを立ち上げたいという野望を持ち、フレデリック・コンスタントを立ち上げています。掲げたブランドコンセプトは「Accessible Luxury(手に届くラグジュアリー)」。限られた時計愛好家だけでなく、より幅広い層のファンの方々にスイス製で高品質な時計を楽しんでもらいたいという熱意のもと時計を開発しています。これは、フレデリック・コンスタントが大切にしている使命です。
創業100年以上のブランドが林立するスイスにおいて、1988年創業というのはかなり若い部類に入ります。創業から日が浅いブランドということであるため、柔軟でチャレンジングな取り組みを行っているイノベーティブなブランドです。なかでも、フレデリック・コンスタントが時計業界に大きな革命を起こしたのが、1994年に発表したハートビートの文字盤デザインです。
時計の心臓部分である「てんぷ」をあえて見せるデザインにしたハートビートは、実は、フレデリック・コンスタントが世界で初めて行ったデザインです。機械式腕時計で振り子の役割を果たす「てんぷ」の軸が入る部分には摩耗を防ぐために、人工ルビーが使われています。ルビーの赤とともに「てんぷ」の動きを文字盤上で可視化させたこのデザインは現在多くのブランドで取り入れられています。
また、2004年には、ウォッチブランドの一つのステータスともいえる「マニュファクチュール(自社一貫製造)」の歩みを始めます。外部からの部品供給に頼ることなく、時計の内部駆動装置(ムーブメント)から自社で一貫して製造するマニュファクチュールは、限られたブランドでしか実現できていません。フレデリック・コンスタントは、開発に3年の年月をかけたFC-910を2004年に製造したのを皮切りに、現在では30以上の自社開発ムーブメントを使用したモデルを展開しています。
フレデリック・コンスタントのおすすめポイント3つ
フレデリック・コンスタントのおすすめポイントを3つほど、ご紹介いたします。
①Accessible Luxury(手に届くラグジュアリー)
ブランドコンセプトにもなっている「Accessible Luxury(手に届くラグジュアリー)」はまさに言えて妙。高品質な多くのウォッチが100,000円~500,000円の価格帯で展開されています。同価格帯には、当店でもお取り扱いのあるオリス(ORIS)やロンジン(LONGINES)をはじめ、モーリスラクロア(MAURICE LACROIX)やボームメルシエ(BAUME&MERCIER)、レイモンドウィル(RAYMOND WEIL)などの名ブランドが名を連ねています。
フレデリック・コンスタントの特徴は同じレンジの価格帯の中でも、よりクラシックな雰囲気が強いブランドといえます。
フラッグシップモデルであるクラシックカレは角形のケースにローマンインデックスの文字盤が端麗な面持ちの一本です。まさに、「ラグジュアリー」な雰囲気が漂うモデルが多くあるのが大きな特徴の一つです。
また、近年の時計業界のトレンドにもなっているラグスポも魅力的なモデルを次々に生み出しています。ハイライフ コレクションは高級感を残しつつ、スポーティーシックな側面を併せ持ったシリーズです。インターチェンジャブル(工具不要でバンド交換ができる)ブレスが必ず付属されており、初期のブレスとラバータイプのベルトを交換することで、幅広い場面で楽しんでいただけるモデルとなっています。
②ペアウォッチを楽しめる
フレデリック・コンスタントのもう一つの特徴ともいえるのが、男女の垣根を超えた人気であることです。多くの時計ブランドは、レディースモデルよりもメンズモデルに人気が集中していることが多いのですが、フレデリック コンスタントの場合、全世界での売り上げ本数の男女比が約5:5となっており、女性からの人気も非常に高いモデルです。
また、カレシリーズを筆頭にペアで楽しんでいただけるモデルが豊富にそろっており、カップルやご夫婦の記念に合わせて・・・なんて方もいらっしゃいます。「セットのペアウォッチはちょっと恥ずかしい」という方もご安心ください。フレデリック・コンスタントの場合、それぞれが好みのデザインを選んでもはまる感じがあるので、あえてお互い好きなものを選んでという楽しみ方もできます。
③革新性のあるブランド
フレデリック・コンスタントは、同価格帯のスイスブランドと比べてもまだまだ若いブランドですが、その分革新性のある取り組みをおこなっております。
例えば、世界初であるハートビートの開発、創業から20年足らずでのマニュファクチュール化、グランドコンプリケーションウォッチ(トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー)の製造、モノシリックオシレータを活用した288,000振動の超ハイビートムーブメントFC-810の開発など様々なことにチャレンジをしてきました。
時計は「人生の相棒」という方も少なくないと思いますが、チャレンジすることを大切に常に新しいものを追い求めている方にとっては共感していただけるブランドだと思います。
↓FC810ムーブメント
フレデリック・コンスタントの人気コレクション
クラシック カレ
「カレ」とは、フランス語で「四角」を意味する言葉で、その名の通り角形のケースに収められたドレッシーなクラシックモデル。メンズは縦38.7mmと33.3mmの2サイズを展開。男性であれば、スーツスタイルにバシッとはまるモデルです。角形ケースは緩やかにカーブして手首にフィットする仕上げとなっており、また、視認性も高いつくりとなっているため、使用感にも優れています。
レディースモデルは、圧倒的な人気を誇るコレクションです。ローマンインデックスに角形モデルは気品が漂いますよね。
文字盤にも、クルドパリのギョーシェ装飾を施した文字盤やマザーオブパールを使用した文字盤など細部にもこだわりが感じられます。ダイヤを使用したモデルも多く、サイド、インデックス、サークルダイヤ文字盤などお好みのボリューム感でダイヤが入ったモデルが選べるのもうれしいポイント。レザーストラップはインターチェンジャブル(工具不要でバンド交換ができる)仕様となってるので、気分や場面によって付け替えができます。
ハイライフ コレクション
「ハイライフ コレクション」は、フレデリック・コンスタント普遍の理念(高品質、スイスメイド、手の届く価格)に、現代的なエレガンスと、スポーティーシックな側面を合わせ持つ、新世代ウォッチです。ケースとストラップが一体化した美しいデザインに加え、ストラップが交換可能なインターチェンジャブル(工具不要でバンド交換ができる)の時計となっています。付け替えるだけで、スポーティーなルックからアーバンシックな雰囲気に自在に時計の表情を変えることがで切るのが魅力のモデルです。
また、トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーといった複雑機構が楽しめるのも、ハイライフコレクションの魅力の一つです。レディースモデルも34mm径で取り扱いしており、ほどよく主張がされるケースサイズとなっています。
マニュファクチュール コレクション
自社製ムーブメントを搭載する「マニュファクチュール コレクション」は草案、開発、製造、組み立て、調整、およびケーシングのすべての工程をスイスのプラレワットにあるフレデリック・コンスタントの工場で行っています。多様な作業のほとんどは手作業で行われており、フレデリック・コンスタントが手掛ける時計の中でも最高峰のスペックを誇ります。
2004年にマニュファクチュール化したことを皮切りに、現在は複雑系モデルをはじめとする30種類以上のバリエーション豊富な自社製ムーブメントを開発。フレデリック・コンスタントが誇る技術面でのノウハウを余すところなく表現しているコレクションながら、30万円台から楽しむことができるコストパフォーマンスも魅力です。
いかがでしたでしょうか。フレデリック・コンスタント中価格帯で本格的なスイスメイドの腕時計が楽しめるのが、フレデリック・コンスタントの魅力です。国内限定モデルが開発されるなど、日本での認知を急速に高めています。
フレデリック・コンスタントのデザインもさることながら、ブランドとしての個性にも共感していただき、ぜひ一度ご堪能いただければと思います。
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