金属アレルギーになりやすい金属、なりにくい金属

こんにちは、栃木県小山市のジュエリーショップ「サロン・ド・サセ　イオンモール小山店」です。
いつも当店のブログをお読みいただきありがとうございます。

ジュエリーをつけるとかぶれちゃうのよね、という方
いらっしゃるかと思います。

今回は「金属アレルギー」についてお話していきたいと思います。
※個人差がありますので、参考までにご覧ください。

金属アレルギーとは

人間の皮膚は、金属に触れただけでアレルギー反応を起こすことはほとんどありません。
金属アレルギーは、汗や唾液などによって、金属から溶出した「金属イオン」が皮膚のたんぱく質と結合すると、それを体が「異物」とみなし、拒絶反応を起こすことによって起こります。
汗かくと、痒くなるのよね、と思っていた方いませんか？このような原理で反応が出てしまうからなのです。
ですので、汗をかきやすい夏は、皮膚表面で金属がイオン化しやすくなるため、金属アレルギーを発症する人が多くなります。

とはいえ、ジュエリーがお好きでつけたい！大丈夫なものもある！等あると思います。
正しい知識をつけて選択することが大切になってきますので、一例ではありますが参考までにジュエリーやアクセサリーによく使われる金属でアレルギーを起こしやすい、といわれているものをご紹介します。

アレルギーを起こしやすい金属

①ニッケル
メッキのアクセサリーに入っていることが多いです。表面のロジウムメッキの下にニッケルメッキがかかっているので影響が出ます。

②パラジウム
ホワイトゴールドやプラチナ製品に多く使われています。プラチナ製品の場合は入っている量が少ないですが、ホワイトゴールドには全体の25％ほど使われていることもあるので
ホワイトゴールドジュエリーをご着用したい場合は注意が必要です。

アレルギーを起こしにくい金属

①チタン・ステンレス
貴金属ではありませんがアレルギーを起こしにくい金属の代表です。時計のブレス部分に使用されたりしていますね。
チタンは色が少し黒っぽいです。

②シルバー
変色して黒くなるので使いにくいと感じる方も多いですが、アレルギーにはなりにくいようです。
ただし変色しないようにメッキがかかっているものはメッキ下地にニッケルが入っている場合がありますので、要注意です。

③プラチナ
ジュエリーにつかわれる金属の中では一番アレルギーを起こしにくいです。
ゴールドジュエリーやホワイトゴールドに比べるとアレルギーになる人がかなり少ないです。

ジュエリーを付けたときに痒くなったことがある方はすべてのジュエリーがNGという訳ではありません。
どんなものでも痒くなりやすい、という方も中にはいますが、特定の金属に反応している可能性もありますよね。
ジュエリーをお探しの際にどんなジュエリーがアレルギーが出ないのかご自身で把握しておくと選びやすいかと思います。

気になる方は皮膚科で調べることができますうですので、安心しておしゃれを楽しむためにも一度検査してみるのをおすすめします。

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